新しいカケラ/
快晴
にじんでいく景色の中で
伝えられなかったものは
今はもう思い出せないまま
ただ虚空を見つめて漂っている
生活に背中を押されて
青い空も忘れたまま
虚飾にまみれた毎日に
嘘なんてないはずと呟いている
いつまでも少年のままでとか
そんなことはもうどうでもいいよ
あの頃の夢はもう消えたけど
新しいカケラを探しに行くのさ
探していた自由はもう無くて
風は冷たく吹き付けるけど
ただ君が笑っていてくれるから
新しいカケラを探しに行くのさ
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