言語の自殺/奥津 強
にとっては、出発しろと言っているのではないのか?
言語の自殺。朝日よ! 上るな! 永遠にその光で私の孤独と全ての肯定、そして、
今までの生ぬるいものを捨てさる、その時だけ、短い閃光の残して、又月を上がらせろ!
私は向かうのだ・・・・・・。アートの中心部へ、言語の自殺、言葉のない詩人として、向かうのだ。
もはや、全ての悪魔や人間や天使や仏や釈迦、如来など、人々が私をけなしても、
私は決めたのだ。
決めた時、私は人生の四分の一世紀を過ぎていた。
しかし、死ぬまでアートの道へ向かうのだ。諦める事はない。いや、諦めが謝罪して、
私の前に現れるまで、私は進むのだ!
愚者で、白痴で、醜く、およそ、ありとあらゆる悪徳を抱いた楽天家よ、行け!
・・・・・・言語の自殺を抱えて。
2006/05/11 18:03
未熟な詩人の今際の出店から
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