アフロ者に告ぐ/ダーザイン
 
と読むのだがね、最初のアスキーが視界に入った瞬間の印象に間違いがあったことはめったにない。こういう体験を始めてしたのは、ネットで良い詩を探し始めて、animicaさんという人の詩を読んだときだが、(『夜明けの崖』「雷なり晴天なり」とかお勧め)
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/6565/
作品が視界に入ったとたんに、読まないでも、ああこの人は天才だなとわかった。奇妙な体験だと当初は思ったが、視覚の現象学的に、現代人にとってはいたってあたりまえの事柄なのだろう。

 あらゆる日本芸術の中で、大手を振って「現場の詩人」とか言っているやからはもっ
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