ユニコーンとわたし/
アサリナ
あーあ君になりたかったよ
君はわたしを遮るくらい大きなツノで向かってきて
よけれずにわたしはいつも壁にぶつかった
指を鳴らしたら世界は変わるはずなのに
どうしてこんなブツブツできちゃったんだろう
どうしてこんなねじれちゃったんだろう
どこから生えてくるんだろう わたしのツノ
やだなぁ歌いながら待ってるよ
まだ黙っておこう
本当のわたしおしゃべりだけど
麻酔をかけよう
君のツノを撫でてあげよう
戻る
編
削
Point
(3)