ユニコーンとわたし/アサリナ
 
あーあ君になりたかったよ

君はわたしを遮るくらい大きなツノで向かってきて
よけれずにわたしはいつも壁にぶつかった

指を鳴らしたら世界は変わるはずなのに

どうしてこんなブツブツできちゃったんだろう

どうしてこんなねじれちゃったんだろう

どこから生えてくるんだろう わたしのツノ 

やだなぁ歌いながら待ってるよ

まだ黙っておこう
本当のわたしおしゃべりだけど

麻酔をかけよう
君のツノを撫でてあげよう

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