春到来?/
 


  朝露に濡れる菫色の華
    儚くゆれて
朝日の光を一身に浴びていた。

明日も咲いているだろうか。
   小さい華だった。
とてもじゃないけど花屋で売っている
豪華な華にはかなわないだろう。

 でも
   印象に残る華だった。

高価で豪華な一本300円のバラをよりも
あの菫色の華のほうが 好き。

真っ赤なバラ100本よりも
 菫色の華を一本 部屋に飾ってみたい。

                
 明日はちょっと自転車で遠回りして
春風舞うあの小さな華を見にいこう。
   
  
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