学校の帰り道にて/ひつじ雲
 
「ねえねえ」
「ん、なに?」
「『×××(ぺけ三つ)』って、えろくない?」
「ナニ言ってんだよ」
「ナニだよ、ナニ」
「そうじゃね−よ、イメージがそれしかないからえろくなるんだろ」
「そうなのかな〜?でも『×××(ぺけ三つ)』ってえろいだろ〜?たとえば『僕とキミとで×××(ぺけ三つ)』とか」
「たとえがえろいんだよ!もう少し別の例えをしろよ」
「そうかな〜?じゃあ『あの娘と君とで×××(ぺけ三つ)』とか?」
「えろいな〜、って違うよ!本質的に変わってないだろ」
「あははは〜」
「ナニ言ってんだか、ふぅ〜」
「そういえばさ、君の『ナニ』って言い方えろい
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