「私は生きる。でも・・・」/
氷湖
合わせ鏡のように、限りなく続くのならば私はいっそぶち壊したい。
たとえ欠片が目に食い入り眼球を傷つけたとしても。
たとえ欠片が皮膚に突き刺さり血が流れたとしても。
終わりを夢見ては止まらない、始まりなんてもう覚えていない。
永遠なんていらない、欲しいのは終局と言う名の現実。
醜く生きることに疲れた。
美しく死ぬことを望む。
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