Tomorrow of the same rabbit(3)/篠有里
 

一人の人である私は、決して希望を実現する事はなく、
それは、ありとあらゆる悪いもの、
何とかして避けたいと思う悪いもの、
現存を認識して以来、それは、未来に起こる悪いもののために、
向かいに座る無害なウサギと共有する無為な日々の中で、
弱い私が「それ」に勝つ事は、これからも決してありえない。
その徴。

美しいものを見ると、私が悪いものであるという悲しい現実を知る。
ウサギ。私に課せられたこれから。
これからがあればいい。あればいいと願う。
黒い海の上に浮かぶ、ミドリ ノ フローティングドック。

私の脳の中間の縁から生まれる、
このような考えで毎日汚される美しいもの
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