感想の感想/アマル・シャタカ
」としては正しい姿である。しかし、「絵を描く」ということは、ゴッホとモディリアーニにとっては「呼吸すること」と同じであって、辞めてしまえば自分は死んだと同じことなのだ、ということだ。だから、死ぬまで辞められなかったのである。ただ、それだけのことだ。しかし、彼らが求めた「絵の世界」は、「呼吸」とは違う世界のものである。
「感想」と書かれているから、どのように読み取ろうとかまわないと思う。このことで氏と議論しようなどと思ったこともない。ただ、僕が読み取ったことと違うスタンスであったので、僕も「感想の感想」と言う形を取らせていただいた。
戻る 編 削 Point(5)