小説「みどり」(あをの過程さん)についての長い感想/ふるる
 
はないけれど、そのかわり、だからこそ、
時間的には常に揺さぶられているような印象を受けました。それは、
通り一遍等に言ってしまえば、「それが人ってものだよね、人って、常に時間を一定には見ていないね」です。
作者は、エンターテイメントの様々な約束ごとを破ってまで、「それが人ってものだ(哲学的にじゃなくて、
現実の人というもの)」を、書こうとしている、作者の「神の目」を捨て、登場人物に寄り添おうとしている、
なおかつエンターテイメントであろうとするんじゃないかと私は思います。
(あー、もうちょっとボキャブラリーがあればなーー。)(というか、全然違ったらごめんなさい)
その困難に立ち向かう
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