優しい時間/
RYO
優しい時間
コーヒーの香りにつつまれ
柔らかなソファにまどろみ
僕は文学をする。
エヴァンスのピアノを聴きながら
ランボー、リルケ、ヴェルレーヌ、
そしてコクトーなんぞの詩集を読む。
それが僕の時間。
消耗する脳に休息をあたえ
僕はすべてを再生するべく
優しい時間に浸ってゆく。
脳に光りがさしこみ
僕は息づきはじめる・・・そして、
あのヒトを想いペンをとる。
戻る
編
削
Point
(2)