みどりの子/
LEO
天上から
光の粒がおりて
みち満ちてゆく
ときは、春
天から与えられたのは
生きる力と活かす知恵
朝露を唇に
目に触れない透明な息
両の手で
肌に感じる柔らかな息
目ざめたばかりの
この産毛をゆらす
春の嵐をいくつ越え
満天の星に見守られ
いつかは青く
光の玉を持って
枝という枝に
輝くときを
うふふ
と、
笑みの連鎖は止らない
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