君を待つ休日/
なごまる
胸いっぱいにすい込んだ煙を
青空にはきだした
煙はやっぱり雲にはなれなくて
風に巻かれて消えちまったよ
煙草もあと三本
僕は君を待ってるんだ
この公園のまんなかにある
オブジェの前に座り込んでね
もし君が来てくれるなら
きっと僕もあの池のボートにのる事ができる
そんなことを考えながら
新しい煙草に火をつけるだけさ
僕はこいつの希望って名前が気にいってるんだ
風と青空の休日
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