あの人へ/
桜緋
幸せになってください
生きていた頃よりも
数え切れないぐらいの幸せを
私は貴方から受け取りました
身を削って紡いだ幸せを
貴方は私にくれました
どうか幸せになってください
生きていた頃よりも
今度は貴方の番ですから
私は笑顔で居続けますから
その事が貴方の幸せへの糧になる事を
私は今も祈り続けています
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