3隊ラーメン /湾鶴
 
ら 猫舌ではないらしい


☆ミラーのおはなし☆

そろそろ お腹がすいてきたし
また ラーメンをゆでた 
冷蔵庫の野菜でも入れよう
ばさっ。
冷蔵庫を開けると
赤い暖簾が掛かっていた
ら 〜 め ん

どうやら 今日から開店したらしい
においに つられて
オレンジランプの店内にはいり
「冷蔵大将らーめん一丁!!」
勢いよく注文した

「兄ちゃん、3パック目だしなぁ」

おお、僕はすっかり忘れていたが
ラーメンを作っている途中だった
さすがに食材に関してはプロだ

彼は僕から3パック目の麺を
すばやく受け取ると
あれこれブチ込み ら〜めんを作った

「冷さん、ザ・男の料理っすね。」

「だまって食え。」

男らしさにしびれた
爪楊枝と記念に箸袋を持って
店を出た



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