恋歌?/夜月 深燐
好きだった人に振られた
よくある光景よくある話で人は同情もしない
それでも私にとっては太陽がなくなるような気持ちだ
そんなときは嫌いなラブソングでも聞いてよう
幾多のラブソングが私を嘲笑うように流れる
思い続ければ想いは叶うと
好きだといえば想いは通じると
幾多の嘘が私に届く
たった一片も真実を語らず
理想を語る幾多の歌が私の恋を皮肉に歌う
無差別のラブコール、無作為な愛の囁きに私は恋を見失った
恋も愛も所詮はゲーム、立ち止まらずに真っ直ぐ進め
振られたからってその人を嫌うわけじゃないだろう?
自分を磨けば想いは届く、それが例え違う人でも…と
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