一ヶ月。/十六夜
 
君の部屋帰ってきたかとノックするアクセスエラーに凍った心


いつの間に居なくなるのは辞めてねきっと吾は狂ってしまう


繰返し忘れないため聞き返す数秒だけの君の留守電


もし君の何かが吾のせいならば居なくなるから戻ってきてよ


どうしても君に渡したいものがある逆回りする腕時計を


何故だろう一緒に居たい記念日は何かが邪魔して想いが溜まる








大丈夫いつものように待ってるから言わせてほしい
「お帰りなさい」と





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