心の輝き/炭本 樹宏
この世界では
赤い文字が心を捉える
ページが開かれるとき
赤い文字が灯っていれば
こころに涼しげな風が吹き通る
未熟ゆえ
犯した罪
時計の針の音が
ぼくを責めて
つらく切ない想いが胸に迫る
僕はバラバラ
僕はヒラヒラ
とりとめのない
友との会話に安らぎを覚える
そうさ
僕はちっぽけさ
なんの力もない
それでも明日に落書きする
ふざけてるわけじゃない
どうにもならない道すがら
心の通う会話のなかに
幸せを感じる
大事にしているものがある
友情
愛情
信頼
不安定な日々を送りながら
季節風に負けそうになりながら
めげずに心を輝かせよう
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