マーキング/
RYO
いつかこの腕の中に
キミを抱きしめるとき
オレは証しをうめこむように
キミの身体にマーキングしてゆく
キミの喉に
キミの肩に
キミの足首に
キミの指先に
オレの縄張りを確保するために
記憶を染み込ませるために
時間を呼び起こせるために
オレはマーキングしてゆく
キミの心までも
完全に奪いさるために
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