自分の適性。/ナイチンゲール
んの人にお礼を言われたものだ。
心を覗くなと怒られたり、気持ちを理解してくれてありがとうと感謝されたり、
本当に人の心は複雑と言うか、いい加減と言うか。
人間の心を読む力。
これはそう特別な力ではないはずだ。
誰もがコミュニケーションをとるためにそれなりに持っている力だ。
けれども自分はその力の度が過ぎている気がする。
この人はこうだと思い込んだら、その考えを肯定する論理がブワァーと頭に展開されて、
違うと何度も否定されても聞こえない。俗に言う妄想エンジンと言う奴だ。
このポンコツエンジンのせいでかなり苦労の多い人生を送ってきた。
実際こいつのせいで一度病気になって
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