きろ、つきはなし/
 
せかいで ぼくたち
なにもせず なにもかんがえずに すこしずつ ほころびてゆきたい
ぼく りゅうねんかな

ぼらんてぃあ ぴーすぼーと あいのり ぼきんかつどう
いっしょうけんめい かのじょにも ありったけ あいをそそいで
そのあいは どこにむかっているの
うつむいたまま かのじょはそつぎょうする
ぼくから そつぎょうして すーつにそでをとおしたら
かがやけないみらいへと あるいてゆく あるいてゆくよ バイバイ

しょうみきげんは いつしか しょうひきげんだった
わかっていて ぼくは ふりーたーになった そのひぐらし
れっとうかんと ざんぎょうと しった、ばせい てれびのにゅーす
もみくちゃにされながら
びりびりに ちぎれながら
それでも きみのこえがきこえたよ

・・・きろ、いきろ、それはまるで もののけひめだった
こわいろのむちで ぼくは やさしく はたかれた
ふりむいたさき きみは しらないだれかのうでにもたれて
やさしく、ぼくを しかとした

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