単語練習帳・5/腰抜け若鶏
て強がって理屈ばかりの俺です 誰とも顔を合わせられないほど情けない事しといて 誰に頭下げても足りなくて 人間という役目を 仕事ではない分かっていた 手元には無理矢理奪い取ったもんばかりで 見てるとその時の悲鳴が聞こえてくるんだ 下手に優しくすりゃ向こうはいい気になって感謝するどころか逆に馬鹿にされる いっそ一人ならどれほどいいだろう? 各人が多少の我慢抱えながらも一緒に暮らす それが人と動物とを分かつ社会ってもんだ 私は何でも知ってると思い込めば新しいことを知れなくなる 眩しさに目がくらんでもこの手で掴むことはできたはずだ 自分にならいくらでも嘘ついていい 何かを得ようとして別の何かを失って そん
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