死者とのコンタクト/Terry
もう会えない。そう思ってた。私は悲しくて時に涙を流していた。母の棺にメッセージを入れた。「吉報とともに花を添えます」
事の始まりは彼女とのツーショット写真を神棚へ供えたときからだった。後頭部がずーんと重たくなりまた取り憑いたなと感じ邪魔っ苦しかった。白いもやが見え、レトロビジョンをすると父の首が写った。これはやばいととっさに写真を下げた。二階へ戻ると多数のもやが見えたが、私は死なないことは分かっている。なぜ死なないのかは省いておきます。その中を掻き分けると、後頭部から八つぐらいの霊が寒気とともに去っていった。
彼女と幸せになることも許さないのかとぶつけようのない怒りがこみ上げてきた。あり
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