単語練習帳・2/腰抜け若鶏
 
馬鹿みたいに信じてる 嘘だって分かってても私には必要なの 愛しいなんて中途半端な気持ちじゃなくて 刻まれた皺の奥の瞳は 飽きたなんて言わせない 自分の信じるものにただ動かされて 排気ガスの嫌な匂いに安心して たとえにするには大げさ過ぎる銀河系スケール たった一人でキャッチボール

決算作業、だるい

話したいことがうんざりするほどある いつまでも忘れられずにいる 吹き抜ける風と共に 期待の土産は 降りしきる雨 不思議と涙は出ない 赤信号が叫ぶ 安アパートの一室が僕の王国 お腹一杯のため息 お城みたいな僕の家 まだ生かされてる 試しに占ってみて イラついて泣けてきた あなたにも訪れるでしょう
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