詩がとにかく好きだ!/腰抜け若鶏
つけた大好きな事
うまい下手気にせず死ぬまで続けてやろうじゃないか
最後は自分の墓石にデカデカと刻ませて
子どもや孫や親戚に毎年拝ませてやる
俺は確かにこの世界に生きてたんだぞ
へたばっても踏み潰されても
歯食いしばって涙と鼻水ダラダラ垂らしながら
精一杯生きてたんだぞ
どこまでもしぶとく必死で噛り付いてさ
たとえ明日誰かに夢をぶっ壊されても
たとえ明日体の半分が動かなくなっても
たとえ明日俺が誰かに殺されてしまっても
俺は簡単には消えないぜ
そんなあるのかないのか分かんねぇ曖昧な色の人生じゃないんだ
誰の目から見ても確かにそこにある
何百キロ離れててもそ
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