無題/---
 
のかわりにピザ
暗闇のピザが七変化するファンタジー
夢中で名乗る「ピザ」





だからって俺には
すごい性能や
あたらしい機能なんかはついていないのだけど
それがどんなことなのかっていうのは
このさい気にしないことにする
ことにする

廃れていくかなしみやよろこびは
むしろ一過性のものにしかすぎないみたい
で、
つまりはそれを感情というんだな
そんでそれが一過性のものなわけ
俺、日々それを繰り越したり眺めたりして
遊ぶ

だれにいってるのだかもうわからない

ただね
お前の色褪せた下着や、鞄に付いた乾いた米粒
もう30分くらい前の話なんだけど
それがいまだに
目頭あたりにあっ
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