雪眠る/モリマサ公
 
服をきた木たち
いきている
音楽
手描きの馬
はだいろのふうせんが天井をうめつくしていく



セイホー



ホー


昼間とはおもえないほどくらい
家中がひろくてさむい
音楽から虹のようなのがでてきて
肋骨のあいだからからだのうちがわへとゆっくり
すいこまれていく
酸素にはすこしぶどうのような味がついていて
それは孤独ににていた
ガムをかんでいたからかもしれない
まちではふめるくらいのちいさいあかりや
くるまよりおおきな文字たちが
わたしたちをそっとみあげたりみおろしたりしていて
未来から見れば神は

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