T教授研究室/馬場 こういち
 
て言ってくれる人もいるんですよ。
『不思議なうんこですね〜』みたいな感じで。」

「ヴァユハッハッ、ハッハッ・・ガゥグッホンッ!
・・ふぅ、そうか。
で、なんの話だっけ?」

「だからあ、読者をどこまで意識したらいいんですか?ってことですよ。」

「読者ねえ、そりゃ読んでくれる人がいる、っていうのはしあわせなことだと思うよ。
けど、迎合することはないわな。喜ばす必要もないし、怒らせる必要もないし、ありのままっていうのがいちばん難しいけど・・。
ところで、きみはなんのために詩を書くんだい?」

「最近はよくわからないんですよ。ただ書いてる、っていう感じです。
以前は自分の
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