売れる詩の作り方・2/和泉 誠
猿は社会を持っている
そこには自分より格上の者と格下の者がいる
人も社会を持っている
同じように自分より格上の者と格下の者がいる
あるいはそうだと思いこむ
人はみな平等であるべきだ
たしかにそう思う
猿はおそらくこんな馬鹿な事はしないが
人は相手が格上だと相手を否定する
人は相手が格下だと相手を見下す
人はみなプライドを持っている
それでもいいと思う
だからこれは作る側が考えなくてはいけない
どうしたら相手のプライドに邪魔されずに
自分の主張を受け入れてもらえるか
方法は2つあると思う
1つ目は、簡単な言葉と簡潔な文章で
私はあなたより格下
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