隙間風、やまないから/ことは
 
それだけじゃどうしようもない
どうしてあの時それに気付かなかったんだろう

どうして誰も悪くないことを
私は未だに納得できないんだろう

ころん


ころん





ころん














Pbのかたまりが
胸にたまってく

どれだけ必死になったって
隙間風は吹くんだよ



「完璧なものなんて作れない」



まだそれは、信じたくないから

まだ、
頑張る
まだ、
頑張れる。

隙間風はどうしても吹くから
無視できないほどに強く吹くから

それに負けないくらい
走るよ



だから

もう来ないで
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