ラランキティ/
和泉 誠
ティはいるはずない
とっくの昔に僕を置いて遠くへ逃げてしまっていたから
ひどいよラランキティ
「あら、でもこのトマト
なかなか美味しいわね
ねぇ、このトマトどこに売っていたの?」
「あ、あの
それはラランキティが…」
「じゃあその子を一緒に探しましょうよ」
羽の生えた綺麗な女の人は僕の手を握った
僕らは色々お話したりして素敵な時間を過ごした
ごめんねラランキティ
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