ホントの友達 第3話/★優輝
見向きもせずに・・・
玄関へ向かっていく彩菜をとめないといけないと思った。
「あや。ちょっとまて、どうしたんだよ。」
彩菜がこっちを向いた。その表情は悲しみと怒りでいっぱいに思えた。
え? 彩菜の目から涙がこぼれた。俺は正直とまどった。
俺はあやのそばまでいき、あやをいすに座らせた。
「どした?」
「・・・・・」
「教室の方の騒ぎと何か関係があるのか?」
あやはしずかにうなずいた。
「あの、、優輝くんには話しにくいんだけど、みんなが知ってることだし。」
その話を聞いて気絶するところだった。
話の内容は残酷であったが、それ以上になんと昨日見た夢と同じだなんて。
どう
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