ぎゃくむき/珠洲梨琉華
「よっぽど好きなのね、その人のこと」
「えっ？」
?たぶん友人?の突然の言葉にまぬけな声を返す私。
「まさか。さっきから言ってるじゃない。
それと同じ人間で同じ性別だってことに吐き気がするって」
「あなたは…本当に嫌いな人間には、優しく接するし、話題にも出さない」
「そんなことないよ」
「そんなことある」
私が戸惑っていると、?たぶん友人?は更に言葉を続けました。
「まぁ、嫌いなのかもしれないけど…無視できない存在なんだね」
「私の人生の中で２番目ぐらいに?恥知らず?で?恥さらし?な人間で
私の人生の中で１番目に?恩知らず?な人間だから。
後、最低な?裏切り
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