【 友情 】/豊嶋祐匠
 
















光さえ途絶えるほどの

宇宙の彼方

そんな小さな星で

生きる君がいるとしたら

僕の想いが

届くことはあるだろうか





君の星で忌まわしい

イジメや殺人や

戦争が起きていても

それは

よくある話だと

慰めてあげたい





僕らの前に横たわる

暗黒の距離を

神だと

信じる人もいるけれど

いつか二人が

出会うことがあったら

そんな者は居なか
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