夢をくれた人/和泉 誠
目を閉じると今でも思い出せる
真冬の夜道に突っ伏して
大声をあげて泣いてる自分の姿
人生で一番悲しい別れ
それはもうただ辛くて 苦しくて
この世界で一番の愚か者だったよ
けれど その日から僕の旅は始まった
僕が一歩を踏み出す度に
出会いと別れが一緒にやってくる
ほら また新しい笑顔と涙
ずっと旅を続けてきたけど
一体何を探す旅なのか
一体どこを目指す旅なのか
いくら考えても分からなくて
その答えは自分の夢の中に
きっとそこに向かって歩いてるんだ
歩いて歩いて この身が燃え尽きるまで
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