のっかりりずむ/馬野ミキ
おれはすごいやさしく
のっかる
しずかに
おれのちんこが
くうきか
かーてんの
いちばんやさしい
ぶぶんであるように
きみのふとももをつたう
すろーもーしょんで
でももっとしずかに
きみのひとみをみつめる
どうぶつのような
いきづかいで
きみのかみさまのように
ゆっくりと
せいかくに、
きみのどこに
なにがあるのかを
よげんしている。
おとうさんになって
きみのおでこに
きすをして
それからぼくは
こどものように
きみのりょうてに
つつまれたら
うれしくて
わらっちゃう
そんですぐしんぢゃう
戻る 編 削 Point(2)