詩にまつわる備忘録(自戒のためのメモ)/こん
に、自分がその詩で本当に調律されたなら、それが結果的に他人に多少なりとも伝わるかも、と思うし、ほんとにすごいものは周囲や世界まで調律するんだろうなと思っている。(詩に限らずだけど)また、調律に向わせるもの、は魂とか霊性とか言われるものだと思う。それは過去の偉大な詩人の啓示的な作品群に含まれているものでもあるが同様に現在の日々の些末な感情、出来事、孤独なつぶやきにも宿っている。宿っていると言うか、むしろそのなか(ポエジーでも、ドリーミングでも言い方はいろいろ)に私たちが 住んでいる。霊性のなかに心があり、心のなかに身体があるから。(ただし、これは身体を下位に置いたという意味ではない。)そのような考え
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