進行する詩/プテラノドン
深夜 ガソリンスタンドにいたのは
でぶっちょの店員と組織に入って二年目を迎えたチヤーピンと
そのボスがだった。
「ヘイ!ファッキュー!トイレはどこだい?」と、
チャーピンは水鉄砲を店員に突きつける。
「お前に金玉ついてんのか」と、でぶっちょの店員は笑みを浮かべる。
チャーピンは水鉄砲を股間に移動させ立ち小便をする格好で
商品棚に水をひっかけた。
「おしっこでぱんぱんな自分の金玉」を比べるように
にぎにぎ握り締めている。チンパンジー並の握力で。
で、二つとも握り潰れた。その様子を、地面を転げ回るチャーピンの姿を、
レジの陰から見ていた白人のデブッチョ男は、思わず手にしていた
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