廃棄文章 #01/Monk
 
ほら、もういない

いや・・・いる。
しかも二人いる!
どうなってんだ!
駆け寄る僕に二人がかりの
ツープラトンスープレックス。
仰向けに倒れた僕をのぞき込む顔と顔。

双子なの

おどろかせようと思って

まったく
彼女には振りまわされてばかりだ。
ああ、これからは彼女たち、か。

笑いがこみ上げる。
どしゃぶりの中に響く。
声と声。
頭血。


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(4) 僕のピーチパイ

ああ、泣かないで
僕のハチミツ
緑に染まった髪の毛だってとてもかわいいよ
僕のピーチパイ
さあ、笑ってごらん
とっておきの手品を見せてあげ
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