半生記/炭本 樹宏
 
ごした
 それからジムと言う人の車にのってケンタッキー州までもどった
 途中高速道路でパンクするという事態になったがジムは慌てず
 I’ll be backと言ってガソリンスタントまで言ってタイヤを
 手に入れて戻ってきて修理した
 ターミネーターのようだった
 ケンタッキーで数日過ごし再び高速バスでニューヨークにもどった
 いろんな出会いがあった
 今の僕があるのはこれらの経験があるからだと思う
 お寺ではたまに平和運動をしに街に繰り出すこともあった
 僕はそれは嫌いだった
 政治的なことには全く興味がわかない
 3ヶ月滞在してアメリカを後にした
 僕は恵まれている
 貴重な経験をさせてくれた
 今はやっぱり日本の文化にスポイルされて堕落した生活を送っている
 でも日本は好きだ
 繊細で清潔で平和でそんな人がたくさんいる日本はすばらしい

 実はこの倍ぐらいのこの後の経験もあるのですがあまりにもながくなるし
 僕も書くのに疲れたので反響があれば考えます

 ここまで読んでいただいた方心より感謝いたします




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