【批評ギルド】『沈黙』 早瀬ミキヲ/Monk
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始まりはなかったわけだが、終わりもなかった。終わりこそないの
ではないか。「沈黙」は文章の形式でほとんどを見せてもらってい
ることになる。最初は三行、次四行、最後が五行。増えていって分
割されていく。これが枝のようなものとイメージがマッチしていく
のであり、そうしたらどこまでも分割していくのではなかったか。
文字単位にマックス分けると十八行になるのだが、音声分割もして
もっともっと行って、音声の素因子?って勝手に言葉を作るが物理
学でいえば個体から分子へ、分子から原子へみたいな行く末を感じ
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