詩と大脳生理学。その2/いとう
色の一歩手前といった感じ。ここはまぁ、アタリマエだけど言葉では上手く説明できない
(笑)。俺はここの段階でけっこうウダウダやります。言葉にする前の段階でイメージを
煮詰めてしまう。
というわけでその後、構築されたイメージが脳梁を通るわけです。言語中枢が働くのはも
うちょっと先。というかほぼ同時進行になるけど。ま、脳梁を通るということは、右脳と
左脳の連携、すなわち脳梁のパイプの太さや性質が詩の良し悪しに絡んでる。構築された
イメージをどれだけ忠実に、リアルに言語中枢へ持っていくか。まずそこが大切。
で、伝達して初めて言語中枢が働きます。ここで働くのは基本的に「認識」の機能。
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