雑学/※
た善良爺さん
事情を聞いた性悪爺さん、可哀想にと、宴会途中の鬼の元へ、直談判
すると鬼さん、返して欲しけりゃ、何か芸を見せろ!
歌も踊りも村一番の下手くそ、その滑稽さが、逆に大ウケ
性悪爺さんの頬っぺたに、鬼は先ほどのこぶを、くっつけてくれました。
両側の頬っぺたに、こぶをぶら下げることになった、性悪爺さん
取り戻してきてくれた彼を見て、善良爺さんは大喜び
だけれど、このこぶ、人間が、どれだけ引っ張っても取れやしない
性悪爺さん、こぶが両方にあるってことで、村中からは、持て囃されまくりの毎日
かたや善良爺さん、くそぅ、仕組まれた!などと思い込んで、逆恨みの毎日。
その後
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