雑学/
 
皆さんは当然ご存知でしょう、こぶとり爺さん
誰もが一度は耳にしたことのある、とても有名な昔話
登場するのは2人の爺さん、共に頬っぺたに、こぶがついていました。
善良爺さんが、雨宿り中に眠りこけて、鬼の宴会に遭遇する。
ここまでは、ほんとうの、お話。

善良爺さん、鬼の宴会に飛び入りしたのは良かったけれど
歌や踊りが上手過ぎるもんだから、調子に乗って、いつしか一人舞台
芸を披露したくて堪らない鬼たちの反感を買ってしまい、ついには首根っこを鷲掴み
このやろう、ちょっとは場ってもんを、わきまえろ!
大切な、こぶを取り上げられてしまいました。

おいおい泣きながら、逃げ帰ってきた善
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