ノート(40Y.3・22)/
木立 悟
小石の影が長くのびて
夕陽の家系図を道に描いた
たくさんの冷たい子供のなかに
ただひとり暖かい曾孫がいて
近づく夜にまたたいていた
[グループ]
戻る
編
削
Point
(2)