さぼてんみたいな/示唆ウゲツ
 

寝る子はそだつみたいなので貪欲すぎるほど眠って。

それからクソ長い人生を嫌わないように自転車を飛ばす。

煙草に火をつける瞬間のぼわっとなる不思議。

水が欲しいから飲むのだ。あてもないブラックホールに足をつけて

そそくさと逃げ出す僕のちいさなこころが鈍い音を立てる。

無駄なものがお弁当箱に。シャッターの落ちないカーテン。

ね。聴こえる?
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