2)詩の朗読・初心者の覚え書きメモ/その2・・・さいとういんこさんに学ぶ(1)/宮前のん
しい(笑)。丁度、ノロケ話
や愚痴を聞かされているようなもので、聞いてる方が疲れてしまうのです。言葉にあまりにも感情
を込められてしまうと、おそらくは、聞き手の感情の載る余地がなくなるからじゃないかと思います。
では、どうしたらいいのか。言葉に込めるものを「感情」ではなく「イメージあるいは情景」に
してみて下さい。すると、歌声は淡々としていたとしても、逆にものすごく観客に「感情込もってる
ねえ!」と褒められるようになります。少なくとも私はそうでした。
具体例をあげましょう。高橋真理子の歌に「5番街のマリーへ」というのがあります。歌詞の内容
は「昔、悲しい思いをさせた女が5番街
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