a stray sheep/おっとっと
 

掴むべき対象は、いつでも飛んでいってしまう。

霧がかかった森の中にいるような感覚

自分は存在しているのに、包む環境があやふや。

そのうち、自分すらも靄がかかってしまう気がする。

ココハドコナンダロウ

気がついたらココに居て、立ち尽くしている。

空を仰ぎ、手をかざし、見えない何かに手を伸ばす。

今も、また。
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