開花/おっとっと
 

気がつけば積もっていた

繰り返される別れの中で


いつしか

それが当たり前になっていた


心は

俺を守るために

ひっそりと包んでいた

諦めという感情で


それに気がつけたのは

それを破ってでも

信じたいと思える人に

出会えたから


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