リアルな壁/一代 歩
 
夕焼けに気づかないまま過ぎてゆく 道ゆく人の暗い横顔

あんな表情(かお)するようになる必然を怖いと思う 立ち向かう前

ニュートラのままでアクセルおもいきり踏んでるようなままならぬ日々

遠ざかる川を渡ってゆく君を呼び止められず つまさきを見る


夢を追う期限切れにも気づかずにアンチリアルの中で朽ちてく


目を閉じて飛び込めばほら、大丈夫。怖(おそ)れはすべて入り口にある

履歴書という名のパスをコンビニで買って社会と繋がる覚悟

これからの君の行く手を遮りし不安断ち切る祈り捧げて
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